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顔の筋肉が動かなくなったら!

  • qqwm9vq9
  • 2023年11月14日
  • 読了時間: 2分

 ある日突然目が閉じられない、口角が垂れ下がる、口から水がこぼれるなど顔の筋肉をうまく動かせない状態になった場合、顔面神経の麻痺が考えられます。

 原因の多くは口唇などにヘルペスを発症する単純疱疹ウイルスによるものですが、時に帯状疱疹のウイルスが原因になることもあり、その場合耳痛や難聴、めまいがともなうことがあり、麻痺も高度のことが多いです。またまれには中耳炎や耳下腺癌で発症することもあります。

 これらのウイルスはずっと以前に感染して神経の中で眠っていたものが、過労やストレスなどで免疫が落ちることで再活性化されて神経に炎症を起こします。顔面神経は骨で囲まれたトンネルの中を通っているため、炎症で神経が膨張すると周囲の血管が圧迫されて血流が障害され、その結果神経がダメージを受け麻痺が発症します。

 高度の血流の障害が長く続くと神経は完全に変性してしまいます。そうなると神経が新たに再生して顔の筋肉まで届き再び顔が動くようになるまでには半年程度かかってしまいます。また麻痺の回復も不完全であったり、口を動かそうとすると目も閉じてしまうといった病的協調運動も発生しやすくなります。

 そのため治療としてはできるだけ早く神経の腫れを引かせ血流を改善させて神経のダメージを最小限にする必要があります。麻痺が軽度であれば自然に治ることも多いのですが、薬で治療する方がより治りが良くなります。麻痺が高度の場合は入院の上十分な量の薬を投与する必要があります。

 早期に治療を開始することがとても大事なので、顔の動きがおかしいと感じたら早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 
 

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